どーも。 タイトルと俺は全く関係ない。 塩崎です。
6月11、12日の2日間にわたって東京ドームで行われた氷室京介東日本大震災復興支援チャリティライブの収益金6億7000万円が岩手、宮城、福島の三県に均等に配分して寄付された。というニュースがちょっと前にあったのをご存知でしょうか?
このライブは、全曲BOOWYの楽曲で構成され、東京ドームで1日5万5000人、2日間で約11万人を動員した、チャリティーライブとしては国内史上最大規模となったというものです。
当初、1日のみのライブだったのが、6万人に対して、30万人もの応募が集まり、急きょ2日の予定に変更したという記事も読みました。
20年以上も前に作られた楽曲で構成されたライブ、中には解散以降歌うことのなかった楽曲を約23年ぶりに披露したとか・・・
今回のコンサートが終わって、一部ですが本人が次のようなメッセージを送っています。
「コンサートグッズの収益を合わせ、669,220,940円という金額を集める事が出来ました。企画を構築してくれたオンザラインをはじめ、参加してくれた全てのスタッフ、そして駆けつけてくれたオーディエンス、それぞれの気持ちが見事に結実した成果だと思います。この場をお借りして、皆さんに感謝の意を述べさせて頂きます。」
20年以上も前の楽曲が、現代においてこのような評価を受けるということはなかなかないことでしょう。
例えるならば、天野喜孝の20年以上も前に描かれて、完売した作品で個展が開かれるようなもの・・・
もっとわかりやすく言うなら、鑑定団で番組で本物と鑑定され、何10万円も何100万円もするような作品が総動員して展示と販売をしているような感じでしょうか?
(伝わらねーかな・・・この表現)
この楽曲を作って、そんな規模の事をやってのけて、あんな謙虚なメッセージ。
全くBOØWYのファンでもないんですけど、氷室京介という人間がどんなにすごい人間か、が伝わるような気がします。
芸術の分野では過去の作品、そのものが現代でこのような評価をうけることはあっても、我々の業界では常に最新の情報が求められるので同じようなことはないでしょう。
20年以上も前の論文だけで何らかのプレゼンを作っても、新しい情報に書き変わっているかも知れない・・・
もちろん、過去の業績があってこそ、最新の情報や技術があることを忘れてはならないですが・・・
彼ももちろん、今回の楽曲を作った頃には、現代においてこのような評価を受けるとは思ってもいなかったでしょう。
過去の事がそのままの形で評価されるということはなくても、今やってることが何らかの別の形で実を結ぶことはあるかもしれない。
氷室京介のような偉業は俺には達成できないでしょうが、いつかはチャリティーで講演とかしてみたいもんですね。
アーティストがチャリティーライブをやるように・・・
プロのスポーツ選手がチャリティーゲームをやるように・・・
講師料はいらねぇ!!って言って、タダで壇上に立って、収益は全部寄付できるような・・・
ニュースで見ただけでしたが、今回のチャリティーライブの報道には色々と感じるものがありました。
全くライブにも行ってないような、ファンでもない人間ですが、人を魅せる力を彼に感じましたね。
ちょっとだけでも、自分もそんな人間になれたらいいなぁ。
それではまた。
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