どーも。 昨日、石井先生に紹介されました。 塩崎です。
不肖な人間ながら、石井先生のブログにて紹介していただきました。
本当に嬉しかった。
answer songならぬ、answer blogということで『石井先生への想い』と題して、なぜ俺が石井先生の追っかけをしているのか、俺にとって石井先生とはどんな人なのかを、ありったけの想いを込めて、文章にして書き殴りたいと思う。
まず、石井先生の存在を知ったのは、地元の勉強会の掲示板で旧「石井先生と学生の部屋」のホームページが紹介されていて、このHPの勉強のページを参考にしていますって書き込みがあった。
当時は本当に知識が乏しくて、俺の中で膝OAの理学療法は可動域訓練をしてセッティングなどで関節に負担をかけないように筋力訓練を実施・・・だった。
これでいいのか?いや、これじゃだめだろ・・・
そう思って色々文献などを読んでいる最中、あの勉強の項目に出会った。
そのページに書かれた内容は本当に衝撃的で、この人は患者様の膝を通していったいどんな世界を見ているのだろうと思った。
開運!なんでも鑑定団の中島誠之助さんの口癖「いい仕事してますね」ってやつ。
あれは陶芸に精通している人だから、作品を見てあのセリフが言える。
あのレベルに到達しているからいい仕事が見える訳で・・・
石井先生も患者様の膝を見て、俺には見えていない世界が見えているんだなって。
そう考えると「この人に逢いたい!!逢って話を聞きたい!!」って思うようになって、情報収集が始まった。
HPでの写真だったかな?
関節疾患理学療法研究会でシンポジウムをやってて、講演してるってことが分かって、今度大阪で開催するって情報を入手したんだけど、金銭的な問題や時間的な問題で行けなかった・・・
念願叶って福岡シンポジウムに参加することができた時は本当に嬉しくて、でも400人程の規模で参加してたものだから、個人的に話すことなんてできない。
でも俺は今日、石井先生と話したくてこの会場に来たのに、名刺交換もできずに帰るなんて絶対に後悔する!!って思って、1日目終了後、会場から参加者がみんな帰っていく中、出待ちをしました。
SHINICHIRO's Style-My 2nd Stage-のプロフィールの一番下の写真みたいなホスト風の服装とは裏腹に本当にさわやかな印象でお話ししてくださって、「僕も本籍は愛媛なんですよ。」って。
懇親会がその後あったのか、他のスタッフの人達がすごく忙しそうだったので、「ぜひメールさせていただきます。」と言って、初日はお別れをし、2日目にはシンポジウムの終りに、ロビーで参加者の皆様にありがとうございましたってお礼を言っている最中、俺の顔を見つけて、わざわざそばに来てもらって「ぜひメールしてくださいね。」って言葉をかけて下さったんです。
講演も衝撃的だったし、遊牧民的発想でどこにでも行くと言っていたことが本当にすごいなって思った。
これからもっとこの人の話を聞きたいと思ったし、いつか愛媛に来てもらいたいって考えるようになりました。
それを実現するために発足したのがユアーズ・ケア リハビリテーション研究会ですね。
石井先生のブログにもあった『お風呂のお湯をお箸でかき回すような感じだ』っていうのが今の自分にはなんとなく理解ができる。
愛媛に石井先生が来てくれて、その後、『今度はいつ石井先生呼ぶの?』ってたくさんの人に聞かれたり、昨年の11月のこんぴらいめんと えいじ~ずには愛媛県の同級生たちが参戦するほどの反響があったようだった。
ご存知の人もいると思いますが、27歳にして俺はハゲてしまっています。
実はこれには理由があって、俺は小6(12歳)の時に脳腫瘍(松果体腫)を患った。
米粒ほどの大きさの腫瘍で、場所的に手術は不可能だが、放射線による治療で完治ができるとのこと・・・
当時ガンマナイフが全国に2台ほどの出始めで保険適応ではない。
コバルト治療だと後遺症として髪が抜けますとのこと。
治療の結果、まあ何とか五体満足で完治しましたが、思春期にハゲるというのはかなり心のダメージが大きく、同級生とトラブルになることも多々あった。
髪を失くしたから得たものももちろんあったと思うけど、-と+を天秤に掛けたら-の方が大きかったように思う。
昨年の1月、脳腫瘍の既往があってハゲていることを話した時、石井先生は『それはPTになるために生まれてきたんだよ。』って言ってくれたんです。
本当に嬉しかった。
あの言葉は-に傾いている天秤をかなり+の方向に軌道修正してくれた。
昔から「人生をやり直せるなら」とか「生まれ変わったら」ってことを想像したことが度々あるのだけど、そう考える度に、一生懸命勉強してドクターになりたいって思ってた。
でも石井先生との関わりの中でこの考えは変わりました。
もしも人生をやり直すことができるとしても、生まれ変わったとしても俺はまたPTになって石井先生に出会いたい!
きっとこれから先、PT人生の中で石井先生の存在は切っても切り離せない。
俺のすべては、石井先生から始まった。
こう振り返る日が必ずやってくる。
いつかは石井先生が今、お師匠さんと言っている福井先生と一緒に講演しているようなことを俺もやりたい。
俺がお師匠様と勝手に思っている石井先生といつか一緒の舞台で講演してみたい。
そんな日を夢見て、明日はまた島に行ってきます!!
それではまた。