2009年3月5日木曜日

言葉はその人の心理を語る?

どーも。  最近ちょっとした出来事にいろいろと考えてしまいます。  塩崎です。


先日聞いたラジオの話ですが、悩み相談のコーナーでとある母親が知り合いの人にあなたの息子さんはちょっと精神的に病んでる的なところがあるみたいだから病院に連れて行った方がいいよと言われたので、病院に連れて行こうかと考えているのですが・・・という相談。

アドバイザーの言葉が非常に重たく、子供の話を聞いてほしいっていうサインをちゃんと受け取っていますか?という内容の言葉に、『えっ?それってこういうことですか?』というような、一応話をなんとか理解しようという感じはあるんだけど、あまり真剣さが伝わらない口調でした。

それを見かねたならぬ聞きかねた?司会者が勢いのある口調で『あのね!あなた一言一言が軽いんですよ!先生が言葉を詰まらせたり、溜めたりしながら訴えかけるように話をしているのに、本当に真剣に子供さんと向き合おうとしていますか?』というような感じで話をすると、相談者が泣き始めて・・・


ラジオで電話相談をしている番組でした。

そこには表情やしぐさなんてない。

声のトーンや口調、言葉使い、単語の配列、そこには実はいろんな心理状態がある。

何かを考えながら、相手に訴えかけようとする話し方。

特に何も考えずに、相手の印象なども気にせず、自分勝手にしゃべる話し方。


前回のブログにも書きましたが、先日距離にして半径3~4mのところでちょっとしたミラクルを目の当たりにしました。

まあ、内容としましてはお知り合いの先生Aさんが、シンポジウムの会場で学校を卒業して以来、数年ぶりに同級生Bさんと再会したという、ちょっとしたドラマのような話です。

で、BさんがAさんの名前を呼んだってだけなんですけど、個人情報を保護するべく、俺の名前でいくと、『しおざきぃ↝』と語尾が大きく上がる感じ。

『(ひょっとして)しおざきぃ↝』みたいな、発語はしていなくても『ひょっとして』ってワードが読み取れるくらいの疑惑と驚きを含んだトーンの口調は『何年来の偶然の再会』をすぐに匂わせていました。

うわぁ!ミラクル見てもうた!!と思ってお友達みたいな勢いで俺、声をかけちゃいました!!

どうもゴメンナサイ!


俺自身、あの会場で数ヵ月ぶりぐらいにお会いした先生が何名かおられましたが、『あっ!先生!お久しぶりです!』とか驚きはしても、そんな感じで全く疑惑に満ちたトーンはなくって、あんなドラマみたいなならないですもん。

ただ一言名前を読んだだけなんだけど、あんなにドラマを感じるような心理状態を読み取れるなんてことはそうそうない。

やっぱり話し方って大事ですよね。

与える印象がプラスにもマイナスにもなる。

信頼関係が大事になる我々の仕事ですが、好感をもっていただける話し方で接していきたいものです。


とりあえず今日は紳士らしく・・・

それではまた。

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