2009年1月22日木曜日

10年ぶり♪

どーも。  島での訪問で嬉しいことがありました。  塩崎です。


とある方ブログにあった、人工関節についての話をフューチャーして、今回の出来事を文章にしたいと思います。

てか、この利用者様が両側TKAの症例ってだけなんですけどね・・・


えーと、とりあえず『家の前の坂を10年ぶりに自分の足で降りました。』とのご報告を受けました。

まー、この坂が半端じゃない!

写真に撮ると個人情報にもなったりするかなー・・・なんて思って撮影は控えましたが・・・

ミッションの車でローかセカンドのギアじゃないと昇れないんです。

伝わりにくいかなぁ~?

なんでもこの10年膝が痛くて、電動のシルバーカー?じゃないと行き来できなかったそうです。

それが10年ぶりに自分の足でこの坂を降ることができたそうで。


『あー、やっぱり手術したのが良かったんですねぇ。』なんて言うと、

『いや、手術して退院してからのリハビリが良かったんですよ。』なんて嬉しいことを言ってもらいまして♪

退院直後から訪問リハのサービスを利用したいということでこの方とのお付き合いが始まったのですが、現在まで5か月でしょうか?

なんでも退院後は痛みがなくて家の平坦なところを自由に歩ければ良いところかなと思っておられたそうです。


膝が痛くていろいろ出来なかったことが多かったそうですが、少しずつ自宅の畑で農作業ができるようになるなど活動範囲が増えていったというお話は伺っていましたが、今回、10年前に膝の痛みのために失った機能を取り戻すことができたんです。

この方は現在80代の方ですが、本当に活動性が高くてこれからの人生を楽しむために頑張っておられます。

手術の痛みを乗り越えて、『10年ぶりにまた自分の足で坂を降ることができました』と言ってくれたのが本当に嬉しかった。

俺が人工関節の症例で大事だと思っている事は『手術して良かった。』って思ってもらえる事。

また自分の足で痛みもなく自由に歩ける喜びを感じてもらえて、『手術して良かった。』って言ってもらえたらリハビリは成功なんじゃないかなって思ってます。


それではまた。

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