どーも。 立て続けにいきます。 塩崎です。
どうしても文章にしたいことがありまして・・・
先日とある利用者様がお亡くなりになりました。
今日お線香を上げさせてもらいまして、ご家族の方から『先生が良くしてくれたおかげで退院してからは家でも座ってご飯を食べることができて本当に良かったです。ありがとうございました。』と言っていただきました。
本当に温かい言葉をかけていただいて嬉しく思いました。
こんな温かい言葉をただただ素直に受け止めることができればいいのですが、いろいろと自問自答してしまいます。
毎回どの方に対しても、利用者様との1時間は真剣勝負で自分にできる最大限のことをやっているつもりですが、振り返ってみると『本当にこんなにも感謝していただけるだけのサービスが提供できたのだろうか?』と考えてしまうのです。
30分以上1時間未満で830単位の介護報酬がいただける。
本当に自分の提供しているサービス、理学療法はこの報酬に見合うものなのか?
一応国家資格というものを有しておりますので法律としてはOKなんでしょうが・・・
改めてそんな風に考えてみるとまだまだそんなレベルには達していないように感じます。
まだまだ納得なんてできないし、もっともっといい理学療法が展開できるようになりたい!って思います。
関節疾患理学療法研究会の臨床哲学セミナーに参加した時に石井先生に『理学療法士にしかできないことってなんでしょうか?』と聞いたことがあります。
その時先生は『う~ん・・・理学療法士にしかできないことを考えるより自分にしかできないことを考える方が大事かな。』と答えてくれました。
あれ以来ずっと『自分にしかできないこと』を追い求めて自己研鑽を続けていますが、まだまだ・・・まだまだ納得できるようなレベルになんて到達できていない。
分からないことがまだたくさんあるし、いつになったらそんな満足できるような境地にたどりつけるのか・・・?
もしかすると一生到達できないのかもしれないけど、それでもずっとこんなことを考えて、追い求めていきたいと思います。
最後に4カ月と短い期間のお付き合いとなってしまいましたが、本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
それではまた。
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